ここ数年で一気にバブアー・ブームに火が付いた印象ですよね。
人気と共にラインナップが豊富になり、選択肢が増えたのはいいのですが、
現行モデルにヴィンテージモデル、別注品まで含めるとかなりの種類。
そう、
どれを選べば良いか分からない!
と、お考えの方も多いと思います。
特に初めての購入をお考えの方は、チョイスの基準は?
生地や色は?どこがどう違うの?
と疑問だらけなのではと思います。
そこでバブアー愛用歴20年の私が、バブアーの選び方について出来る限り分かりやすく説明したいと思います。
せっかくのファースト・バブアーなんですから各モデルの特色をしっかりと把握した上で、特別な一着をゲットしましょう!
興味のある方は是非チェックして下さいね。
ファースト・バブアーの選び方
ではさっそく選び方のコツです。
以下4つの手順で自分の好みを選んでいくと、簡単にお気に入りモデルに辿り着けますよ。
代表的な4つのモデルの中から好みを選んでみましょう
②生地をチョイス
オイルド or ノン・オイルド
③シルエットをチョイス
クラシック or スリム
④色をチョイス
セージ or グレイ or ブラウン
①まずはバブアーの種類を把握する
ではさっそくいってみましょう!
街でよく見かけるバブアーの代表的な種類はこの4つ。
Bedale | ベーシックモデル | |
Beaufort | Bedaleの丈を少し長くしたモデル | |
Border | Bedaleの丈をさらに長くしたモデル | |
Spay | 丈が短く胸元にストラップがあるモデル |
Bedale (ビデイル)
言わずと知れた最もベーシックなモデル!
名作にしてクラシックです。皆さんもバブアーと聞いて最初にイメージするのはこれかと思います。最もオールマイティに着回せるモデル。迷った時はこれを選んでおけば間違いなし!
Beaufort (ビューフォート)
Bedaleより丈が若干長く、よりフォーマルな印象のモデル!
このモデルはスーツにめっちゃハマります。もともとはハンティング用なので、腰のあたりに獲物(?)を入れる大きなポケットが付いています。ビジネスライクにビシッと決めたい方は俄然こちら。
Border (ボーダー)
Bedaleより丈がかなり長く、コートに近い印象のモデル!
こちらもスーツの上に羽織っている方が多いですね。丈はかなり長く、上手に着こなすとめちゃくちゃ上品に見えます。上級者向けモデル。
Spay (スペイ)
丈がかなり短くカジュアルな印象のモデル!
胸元のDリングもポイント。去年あたりから大人気のモデルですね。レイヤードスタイルが楽しいですが、ボリュームがあるボトムと合わせてメリハリのある着こなしもグーです。最もカジュアルな印象のモデル。
②生地をチョイス
好みのモデルがみつかったら次は生地。
ノーマルのオイルド生地に加え、Peached(ピーチド)と呼ばれるノン・オイルド生地があります。
好みが分かれる部分だとは思いますが、バブアーと言えばオイルド生地。コットン生地にオイルを染み込ませることによって防水性・耐久性をアップさせているのです。しっとりとした触り心地で、ベタつくほどではありません。 濡れせんべいくらいのしっとりさ。
ノン・オイルド生地の良さは何と言っても爽やかさ。バブアー特有の重厚感が薄れ、タウンユースなカジュアルさ。重量もオイルドの約半分くらいです。
③シルエットをチョイス
生地の次はシルエット。
通常シルエット(クラシック)と、より現代的なスリムシルエット(SL)がそれぞれ存在します。ちなみにSLは日本だけの仕様。
④色をチョイス
そして最後は色。
緑っぽい「セージ」と黒っぽい「ネイビー」、それに「ブラウン」の3色が基本。ちなみにブラウンはノン・オイルド生地にめっちゃハマります。
バブアーのサイズ感
続いてサイズについて。オフィシャルサイトに分かりやすいサイズ表がありました。実感的にも大体これで間違っていません。
表記 | 身幅 | 裄丈 | 着丈 | 日本サイズ目安 |
C30 | 48.3 | 78.7 | 72.5 | Women’s S |
C32 | 50.8 | 80.0 | 72.5 | XS |
C34 | 53.6 | 81.1 | 76.2 | S |
C36 | 56.1 | 82.6 | 76.2 | S~M |
C38 | 58.6 | 83.8 | 76.2 | M~L |
C40 | 63.6 | 86.4 | 76.2 | L |
C42 | 66.1 | 87.6 | 81.3 | XL |
C44 | 68.6 | 88.9 | 81.3 | XL~XXL |
ちなみにバブアーは基本的に春先や秋口に着るアウターですので、冬場に着たい方は別売りのライナーやインナーベストの併用をお勧めします。めっちゃ寒いので…
細部/ディテール
バブアー特有の生地は満員電車で少し臭ってしまったり、保管にも若干気を使ったりもします。
でもそこがいいんです。何かと少しだけ手がかかるところに愛着を感じてくるところがバブアーの本当の良さなのです。
特徴的なコーデュロイの襟。寒い日は首元を守る第二形態へメタモルフォーゼ。
ファスナーはゴールドでリングも大きめ。かっこいいですね。
内側の柄もタータンチェックでオシャレです。ちなみにタグの王冠が横並びなのはSLタイプ。縦並びなのはクラシックタイプ。これはSLタイプですね。
袖口はリブになっていて風を通しません。
バブアーのコーデ
インナーのチョイスもバブアーを着る楽しさの一つ。例えばこんなコーデはどうでしょう。
ボーダーの上にざっくりと。
派手めのニットでも映えます。
スウェットでアメカジテイストに。
最後に
いかがでしょうか。バブアーの良さは単なるファッションアイテムとしての良さだけでは無く、所有する喜びに溢れた、いわば相棒のような存在なのです。
さあいよいよバブアーの季節です。お気に入りの1着を手に街へ繰り出しましょう!
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